遺品整理でかさばる書籍の処分方法

父がなくなった後に経験した遺品整理のことから、特に残された書籍をどうすべきかということについて書いてみたいと思います。
父は本が好きで特に経済関係の膨大な本を残しました。我々子供の中にはこれらを引き取って勉強しようという気持ちのあるものがいなかったので、その処分をどうしようかと悩みました。
どこかの図書館に寄付するということも考えましたが、今はほとんどの図書館が同じような申し出が多く困っていると聞きます。
次に考えるのは、インターネットをみれば今あちこちにある業者に頼んで「高額」で買い取ってもらうという手です。ところがこれは一度経験した人ならご存知のように、決して「高額」買取ではなく、ほとんどの場合数十円か数百円にしかなりません。業者は高く買い取れば利益が出ないのでやむをえないことなのです。
それで私は高く売れそうな本はアマゾンを使って売ろうと考えました。アマゾンで調べると、父の時代に買ったような本は多くが古書のカテゴリーに入り、中には結構な値段で出品されているものがあることがわかりました。
膨大な量の本をいちいちチェックするのは時間のかかる仕事ですが、私は時間をかけて遺品となった書籍を、1:アマゾンに出品できる価値のあるもの 2:中古本としての価値は低いものの、保存し、今後、役立てることのできそうなもの 3:中古品としての価値も低いし、今後も不要と考えられるもの、の三つに分類し、3に分類される本は父に悪いとは思いながら処分することとしました。
遺品整理のやり方として参考にしていただければ幸いです。

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